軽井沢と言えば「別荘地」という印象がありますが、軽井沢町は総面積約156km2で総人口約20,000人。これだけの広さがある土地なのですから、一口に軽井沢と言っても、各エリアでそれぞれ特徴が異なります。そのため、ただ物件の金額だけを見て場所を決めてしまうのはNG。軽井沢でどんな過ごし方をしたいかを考えて、自分の生活スタイルに合ったエリアを選ぶことが大切です。ここでは各エリアの特徴を紹介しますので、物件選びの際の参考にしてください。
別荘の王道とも言われる、歴史ある高級別荘地です。いわゆる“軽井沢”としてイメージされるのは、旧軽井沢エリアなのではないでしょうか。軽井沢の別荘の第1号とも言われるショーハウスや、旧軽銀座、ショー記念礼拝堂、万平ホテルなどの有名どころが集まっています。美しい庭や林道など、緑豊かなロケーションが魅力ですが、人気の高さゆえに物件の金額はトップクラス。それでも、なかなか空きが出ないと言われる人気エリアです。
JR軽井沢駅を中心としたエリア。駅が近く観光客も多いため、カフェやレストラン、アウトレット「軽井沢プリンスショッピングプラザ」などの商業施設が多いのが特徴です。駅周りは賑やかで、閑静な住宅街という雰囲気ではありませんが、買い物や外食がしやすく、利便性の高さが一番の魅力。一般住宅も多く存在しています。
JR中軽井沢駅を中心とする、別荘地というよりは定住者向けのエリア。大型スーパー「ツルヤ」や商店街、町営住宅もあり、良い意味で“生活感”があります。病院や役場などの施設も充実しており、定住地として人気を集めています。
国道18号から南に広がるエリア。広々とした平野になっており、ゴルフ場やサイクリングコースなどのレジャースポットが集まっています。緑豊かな旧軽井沢とはまた違う、開放感あふれるのどかな雰囲気が魅力です。開発の進んだレイクニュータウンや丸紅別荘地もあり、人気が出始めているエリアです。
新軽井沢エリア、中軽井沢エリア、南軽井沢エリアに接するエリア。バイパスも通っており、交通アクセスが抜群。企業の保養所が多く、また高級レストランなどもある高価格帯の別荘地です。
かつて宿場町として栄えたことがあるという歴史ある土地。旧軽井沢などの西洋風な雰囲気とは異なり、江戸の情緒が感じられるエリアとなっています。豊かな緑はしっかり残りつつも、価格は他エリアに比べて比較的お安め。コスパが良く、非常に過ごしやすいため、長期滞在目的の方に人気があります。